NotenkiExpress 2013

お天気,競馬,2時間サスペンスドラマなどに関するメモ書きです。

バックスクリーン3連発のナゾ

 

AD1985/04/17 甲子園球場での阪神-巨人第2戦で,阪神のクリーンアップ,バース,掛布,岡田のバックスクリーン3連発

正確には掛布の一打はバックスクリーンからそれていましたが……。

これから書こうとしているのは野球ネタではなく,なぜかドラマネタだったりします(笑)

「ふたりっ子」第26回にこのシーンが登場します。しかし,このシーンを入れたばっかりに日付に齟齬を来すようになります。

大昔,NIFTYの「将棋&チェスフォーラム」に書いたものをそのまま引用します(ただし,整形してあります)。「ふたりっ子」を見たことがない人にはチンプンカンプンだと思いますm(_ _)m

とくに阪神タイガースファンには永久保存版(!?)の第26回です。ただし,このエピソードを入れたばかりに前後関係に少しおかしなところが生じています。

いよいよ香子の奨励会がスタートします。女ひとりということと香子の性格があいまって浮いた存在です。

対局時計が一瞬ドアップで写りますが,私の持っているものと同じものですので(笑),かなり古いものです。古いタイプのものをわざわざ倉庫から発掘したと聞きましたが,たぶんそれでしょう。

ガキ会員3人が隅のほうで「女に負けたらカッコつかんな。女に負けたヤツは丸坊主になるいうのはどうや」と話しています。その3人のうち2人は入会試験のときに香子が対戦した相手です。ひとりは墓穴を掘った「油断大敵」くん(本名は小宮),もうひとりは「負けたと言え」「諦めが肝心」の二段構えで香子を負かした車谷くんです。

香子の最初の対戦相手は「女に負けたら丸坊主や」のいいだしっぺの春山くんですが,香車に角と玉を田楽刺しにされて投了。

2人目は入会試験のときに香子を破った小宮くん。「負けたら丸坊主」がプレッシャーになってか玉と飛車の桂馬のフンドシで戦意喪失。

3人目の車谷くんもシリ金で詰まされます。

しかし,絵に描いたような決まり手の連続です。

次の例会のとき,この3人が丸坊主で登場します。よほど悔しかったのか春山くんが「野田香子対策メモ」なるものを作成して広めます。

その「野田香子対策メモ」ですが,次のような書き出しではじまります。

奨励会の淀君,唯1人の女性会員としてもてはやされている野田香子に翻弄されている我々だが,恐れることはない。彼女は要するに棒銀一本槍である。落ち着いて受ければ必ず勝機は見える。彼女の過去の(?)棋譜をもとに,その変化を含めて,対策法を伝授しよう。

このメモがどの程度有効なものかどうかわかりませんが,香子は3連敗を喫します。

そして1985年4月17日。伝説のバックスクリーン3連発です。ちなみに,実況担当はNHKの高山典久アナです。

ところで,香子が最初に参加した例会は4月15日です。香子が3連勝の結果を成績表に書き込んでいるので(正確にいうとスタンプを押しています)間違いありません。そして2回目の例会のあとバックスクリーン3連発が起こります。とすると,2回目の例会はいつだったのでしょう?

さて,一方の麗子です。ランニング,図書館を経て,海東クンへのじらし作戦が功を奏しはじめます。

そして,電話ボックス。外では土砂降りの雨が降っています。こんな雨の中呼び出す麗子も麗子ですが,誘われてのこのこと出て行く海東クンも海東クンです(笑) ちなみに,夜それらしい雨が降ったと思われるのは4月11日,12日くらいです。このときのBGMは「愛のテーマII」。海東クンのテーマといったイメージです。

ところで,この電話ボックスはどこなのでしょう? 海東クンの家の近くだと思われますが,だとすると,おそらく麗子はいったん家に帰ってからわざわざ住吉区まで出かけていったんですね,あの土砂降りの雨の中……。

ちなみに,最後に書いてある麗子が海東クンを呼び出した電話ボックス(の跡地(笑))は大阪・帝塚山の万代池にあります。詳しくは↓。
http://www.notenki.net/location/hutarikko/tezukayama.html