NotenkiExpress 2013

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台風11号に関する情報(総合情報)

平成19年 台風第11号に関する情報 第18号
平成19年9月14日16時40分 気象庁予報部発表
(見出し)
 台風第11号は発達を続け、「非常に強い」台風になりました。台風は1
4日夜遅くには暴風域を伴ったまま沖縄本島に最も接近する見込みです。沖
縄地方では、沖縄本島地方を中心に暴風や高波に警戒して下さい。土砂災害
や低地の浸水、河川の急な増水などにも警戒が必要です。
(本文)
[現況]
 非常に強い台風第11号は14日15時には那覇市の南南東の海上にあっ
て発達しながら1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいます。
 中心の気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル
、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径190キロ以内では風速1
5メートル以上の強い風が吹いています。
[今後の予想]
 台風は、今後も発達しながら西北西に進み、14日夜遅くには暴風域を伴
ったまま沖縄本島に最も接近する見込みです。
 風速25メートル以上の暴風域は中心から半径90キロ以内で、あまり大
きくないため、台風の接近により、急に風や波が強まり、大雨となるおそれ
がありますので警戒が必要です。
[防災事項]
<暴風・高波>
 沖縄地方では、台風の接近に伴い風が強まり、沖縄本島地方では14日夜
から15日明け方にかけて風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあ
ります。
 沖縄地方の海上では6メートルを超える大しけとなっており、14日夜に
は波の高さが8メートルに達するでしょう。さらに、15日明け方には一時
的に9メートルの猛烈なしけとなり、その後、大しけが15日夕方まで続く
でしょう。奄美地方でも14日夜から15日にかけて6メートルを超える大
しけとなる見込みです。
 暴風や高波に厳重に警戒して下さい。
 なお、台風からのうねりのために、西日本の太平洋側沿岸部でも明後日に
かけて波の高さが4メートルを超えるしけとなる所がある見込みで、高波に
注意が必要です。
<大雨>
 台風を取り巻く発達した雨雲により、沖縄地方では沖縄本島地方を中心に
、14日夜から15日明け方にかけて大雨となるおそれがあります。
 東海地方から九州にかけての太平洋側の地域でも、南東から流れ込む湿っ
た空気の影響で南東に開けた斜面を中心に大雨となる所があるでしょう。
 15日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で
  沖縄地方                  250ミリ
  九州南部地方                180ミリ
  九州北部地方、四国地方太平洋側、東海地方  150ミリ
  近畿南部地方                100ミリ
 で、沖縄地方では1時間に50~70ミリの非常に激しい雨、その他の地
方でも1時間に30~60ミリの非常に激しい雨を伴う所があるでしょう。
 土砂災害や低地の浸水、河川の急な増水などに警戒して下さい。
<高潮>
 沖縄地方では台風の接近時を中心に潮位が高くなる所がある見込みです。
高潮にも注意して下さい。
[補足事項]
 今後の台風情報や、地元気象台が発表する注意報、警報、気象情報などに
留意して下さい。
 次の台風第11号に関する情報(総合情報)は、14日20時頃発表の予
定です。=