TTG伝説のプロローグ
すべてはこれからはじまりました。
AD1951/04/22 第11回桜花賞,ツキカワが逃げ切り,
クモワカは2着と敗れる
このレースについては着順と走破タイム,それと次のような展開が多少わかる程度で,詳細は不明です。
ツキカワが巧みに飛び出しヤマニシキ,ミスローズ,クモワカ,フジトモと続く。3角からハツピーウネビ,フオードライト, キヨフジなどが進出。しかしツキカワの逃げ脚ますます冴え,1.39.1のレコードで逃げ切り。
クモワカは向正でややつつまれる不利。
このあとクモワカが伝貧と診断されて以降の話はあなたの夢は今こそかなう: 能天気Express~新世界版~をどうぞ。
ちなみに,上に登場するキヨフジは,「エンプレス杯(キヨフジ記念)」のキヨフジです。また,
にっくき(?)ツキカワの直系の子孫としては二冠馬サニーブライアンがいます。
その他のおもな事件です。
AD1934/04/22 第3回東京優駿大競走(日本ダービー)の当日,
大本命のミラクルユートピアが故障のため出走取り消し。レースはフレーモアが勝ち,無敗のダービー馬に
AD1980/04/22 前年生まれた白い毛の馬ホマレエース(ハクタイユー),日本初の「白毛」馬として認定される(世界でも12頭目)
白毛馬は非常に少ないだけに出走するだけで話題になりますね。JRAで登録された白毛馬は歴代7頭だけです。
地方競馬では何頭だかわかりませんが,南関東で8勝を挙げたホワイトペガサスあたりが全白毛馬の出世頭でしょう。
AD1990/04/22 南岸低気圧の接近による荒天の中,
九十九里浜から沖合いに出た11人が乗った無謀モーターボートが転覆,6人死亡(心中したかったんでしょうねえ)
去年もネタにしましたが(というより今日取り上げた事件はすべて去年もネタにしていたりする(^^;)),新聞によると,
「漁師も出航を避け,サーファーたちさえおじけづく天候のもとで,救命胴衣もつけずに出発した」(朝日)とのことです。
死亡の6人は小学1年から高校1年までの未成年。大人ばかりが生き残りました。まあ,親の資格のない大人たちだったということでしょう。
エボ猿(ドラマ版「海猿」。正確には「海猿EVOLUTION」)の最後の事故のモデルという感じもしないではないですが,
場所も違いますし,考えすぎですね。