1956年9月27日12時ごろ,台風15号が静岡県御前崎付近に上陸しました。その後13時伊豆半島,14時神奈川県厚木付近,15時千葉県柏付近を通過,16時銚子北方から鹿島灘に去りました。
高知・和歌山などに大雨を降らせたほかは,被害は多くはなかったのですが,9月27日07時20分ごろ,関西線の下り亀山発湊町行きの旅客列車が三重県鈴鹿郡関町付近を進行中,土砂崩れに巻き込まれて1両が10メートル下の加太川に転落,18人の死者を出しました。
なお,14時すぎ,台風の眼が東京を通過しました。ダイナ台風以来4年ぶりのことです。