NotenkiExpress 2013

お天気,競馬,2時間サスペンスドラマなどに関するメモ書きです。

真実は必ず灰の中にある

きょうの土曜ワイド劇場は「火災調査官・紅蓮次郎 二度焼かれた死体と燃えないガソリンの謎消防VS鑑識が全面対決プロフェッショナルな真犯人か!?」。シリーズの第11作です。

今では“2時間ドラマの帝王”などとよばれている船越英一郎が2時間ドラマではじめて主役をはったのがこのシリーズです。20年以上も前から主役を務めていた“2時間ドラマの女王”とはかなり“帝王歴”の差があります。

船越英一郎というとCMの印象からか犯人を岸壁に追い詰める……と思われがちですが,船越英一郎が主役の2時間サスペンスで犯人を岸壁に追い詰めるシーンを私は見たおぼえがありません。このシリーズでは関係者を燃焼実験棟に集めてそこで放火のトリックを暴き,「○○××(犯人の名前),火元はおまえだ!!」というのが恒例になっています。

ちなみに,このシリーズでは殺人犯ではなくてあくまで放火犯を捜すのが目的です。殺人犯=放火犯のこともありますが,違うこともあります。

「火災調査官・紅蓮次郎」シリーズは以前は好きなシリーズのひとつだったんですが,前々作と前作はあまりにも面白くありませんでした。息子の俊介や俊介のガールフレンドの円ちゃん,円ママの早苗さんとのやりとりがなくなったせいもあるかもしれません。俊介は北海道の大学に行くようになって事実上退場,円ちゃんの消息は不明です。

今回も実はあまり期待していません。

紅蓮次郎には妙なトリックを解くよりも,「明暦の大火」など過去の大火災の謎を解いて欲しいと思います。コラボの参考についてはmixi日記には上げてありますが,気が向いたらこちらにも上げます。