NotenkiExpress 2013

お天気,競馬,2時間サスペンスドラマなどに関するメモ書きです。

キモスカとタンバリン(※ネタバレ注意!!)

今日の土曜ワイド劇場 遺品の声を聴く男(4)キモスカタンバリンが出ていましたね。

いうまでもなくこの2人は朝ドラだんだんで義理の兄弟でした。

その縁なのか所属事務所が同じせいなのか,2人セットで出演することも多いですね。

土曜ワイド劇場では以前司法教官・穂高美子2に2人セットで出ていました。このときキモスカは被害者だったのに,今回ついに殺人を犯してしまいましたね。

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今日の土曜ワイド劇場は遺品の声を聴く男(4)

今日の土曜ワイド劇場遺品の声を聴く男(4)。サブタイトルは

美人看護師殺人事件!崖っぷちの毒草が真実を語る!!遺族の悲しい復讐と涙で滲む父娘の再会

伝統的な2時間サスペンス風のサブタイトルがうれしいです。あらすじ・キャストなどは土曜ワイド劇場公式サイトをご覧ください。

今回,荒井萌さんは出演しないのかなぁ……と思って萌さんの公式ブログを見たところ,やはり出演するそうです。よかったぁ。いつもとはちょっと違う感じかも……という話です。

荒井萌さんが演じている佐久間杏樹は出演時間は短いものの,このシリーズではかなり重要な役どころだと思います。なんといってもかわいいし<そこかい(^^;)

かわいい以外にももちろん理由はあるのですが,今回はあえて書かないでおきます。

「遺品の声を聴く男」は今では温泉(秘)大作戦と並んでもっとも好きなシリーズになっています。約1時間後が楽しみです。

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史上最強のダービー馬

史上最強の日本ダービー馬はカブラヤオーです。異論は認めません(笑)

ゲートが開くやいなや菅原騎手が出ムチを入れて飛び出したのを見て,こりゃダメだ~と思った人も多かったと思います。私もそのひとりでした。1コーナーをまわるあたりからはテレビ馬トップジローに絡まれて,2コーナーまでに後続を10馬身以上離し,前半1000mの通過は58.6秒という,誰が見ても暴走でした。

さすがに終いはバタバタになって,4コーナーは内ラチいっぱいをまわったはずなのに,右にヨレ,左にヨレ,ゴールでは馬場の4分どころを走っていました。それでも後続には抜かせませんでした。

フジテレビの盛山アナウンサーの

カブラヤオーがんばれ,がんばれ,カブラヤオー,勝てそうだ,勝てそうだ

ベルリン五輪での河西アナの前畑ガンバレ!!と並ぶ放送史に残る迷実況でしょう。

もっとも,盛山アナにはハイセイコーNHK杯のときの

あと200しかないよ!

という“前科”もありました。さらにいえば,1973年の秋の天皇賞では

トーヨーチカラ優勝~!!

と実況していました。優勝はタニノチカラだったんですが。

ちなみに,ポニーキャニオンから出ているこのダービーを収録したビデオやDVDでは,カブラヤオーを先頭に馬群が1コーナーにかかるあたりで,突然意味不明にも映像が観客に切り替わったりしています。実はこのとき先団を追いかけていたカメラの画像が数秒間乱れていたのでした。こういうことはリアルで見ていないとわかりません。

一方,NHKのドラマ「男たちの旅路」のたしか「路面電車」という回で,このダービーのスタートからゴールまでがオープニングに使われていました。フジテレビのではないので1コーナーで乱れていません。

カブラヤオーは史上最強の日本ダービー馬ですが,もちろんベストダービーもこの1975年のダービーです。

ふと思い出しましたが,かつてターフサウンドステーション(TSS)という競馬場内のミニFM放送がありました。ダービー前日の土曜日,「記憶に残るダービー馬は?」というようなテーマでメッセージを募集していたことがありました。もちろんカブラヤオーで投稿したら,なんと読んでいただきました。ラジオへの投稿が読まれたのはこれがはじめてでした。

ただ,前半1000mの通過タイムを間違って58.7秒と書いてしまったのが悔やまれます。

日本ダービーの芝コース草丈史

開催週の金曜日にJRAの公式サイトで発表される馬場情報から,ダービーの週の芝コースの草丈を抜き出して並べてみました。それだけです。

芝コースの草丈
2013 野芝約6~8cm,洋芝約14~18cm
2012 野芝約6~8cm,洋芝約12~16cm
2011 野芝約8~10cm,洋芝約12~16cm
2010 野芝約6~8cm,洋芝約12~14cm
2009 野芝約6~8cm,洋芝約12~16cm
2008 野芝約6~8cm,洋芝約14~18cm
2007 野芝約6~8cm,洋芝約12~16cm
2006 野芝約6~8cm,洋芝約12~16cm
2005 開催日の草丈は洋芝12~16cm,野芝6~8cmの予定です。
2004 開催日の草丈は,洋芝12~16cm,野芝11~14cmの予定です。
2003 開催日の草丈は10~12cmの予定です。
2002 開催日の草丈は約10cmの予定です。

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君の名は,数寄屋橋での出会い

1945年5月24日の夜,米軍による爆撃の最中の数寄屋橋で後宮春樹と氏家真知子が出会い,半年後の11月24日の夜にこの橋の上での再会を約束するというのが,映画君の名はの冒頭のシーンです。ラジオの連続放送劇も同様なんだと思いますが,聞いたことはありません。

しかし,実際には5月24日の夜には空襲はなく,このころ東京に空襲があったのは24日未明と25日夜~26日未明でした。

このうち数寄屋橋付近に空襲があったのは25日夜~26日未明です。

奥住喜重・早乙女勝元『新版東京を爆撃せよ―米軍作戦任務報告書は語る』によると,この作戦命令は第21爆撃機集団野戦命令79号で,発令は25日02時00分(日本時間),爆撃は25日22時38分にはじまりました。

原作者が日にちを間違えたのか,そうでないとすればなんらかの理由で変えたのでしょう。

ちなみに,1991年にNHKの連続テレビ小説で「君の名は」(ヒロイン鈴木京香)が放送されたときは“5月のある日の夜”にボカされていました。

さて,半年後の11月24日,下心いっぱいの春樹は約束どおり数寄屋橋のたもとの交番の前に行きますが,真知子にスッポカされます。それもそのはず,この交番は1944年6月から1946年6月まで閉鎖されていたため行きたくても行けなかったのです。ではなくて,確か実家(佐渡だっけ?)に帰っていたんではなかったのかな。

あきらめのつかない春樹は,未練がましくその1年後の1946年11月24日にその場所に行ってみると,なんとそこに真知子があらわれるという出来過ぎのような展開。春樹がシメシメと思ったのもつかの間,真知子から重大発表が!!

……私,明日……明日……結婚するんです。

ここから春樹の人妻追っかけ人生がはじまります。

どうでもいいですが,この君の名はにしても愛染かつらにしても独身男が人妻を追っかけるという話なのはどうしてなんでしょうねえ? しかも「愛染かつら」の高石かつ枝は子持ちだし……。

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日本ダービーと雨

台風と日本ダービーについては前々回取り上げましたが(日本ダービーと台風 - NotenkiExpress 2013),今回は台風以外の雨と日本ダービーについて取り上げます。

1969年の泥んこダービーの話

雨と日本ダービーといえばなんといっても1969年でしょう。

1969年の5月は,

  • 17日……メイストーム,東京で瞬間風速20.4m/s
  • 19~20日……“新緑寒波”,日光0.1℃,長野4℃,舞鶴5℃,岡山6℃

などなど,“天候異変”が続いていました。5月というより,この年は1月からおかしいといえばおかしかったのですが,詳細は省きます。

そして24日,気象庁から低気圧に関する情報が発表されました。

海山は大荒れ,ダービーは重馬場 「低気圧情報」出る

「二十五日は海,山は大荒れ,ダービーは重馬場」――と気象庁は二十四日午前十一時十分,日曜行楽や競馬ファンには気になる低気圧情報を発表した。黄海にある低気圧(九八八ミリバール)が二十四日午後から発達しながら南岸沿いに進む見込み。西日本はすでに風雨が強まっている。
低気圧が進むにつれ,東海から関東地方も風雨が強まり,二十五日いっぱい山は大荒れ,海は大シケ。関東地方平野部も二十四日夜半から二十五日午前中は雨になり雨量は二,三〇ミリに達する見込み。
このため,同庁は二十五日の登山は見合わせるよう警告,海上でも十五メートル以上の風が吹くので厳重注意を呼びかけている。
(24日付毎日夕刊)

ダービー当日の東京競馬場は,この低気圧と前線の影響で前夜から雨が降り続き,レース直前には小降りになったものの田植えのあとの田んぼのような不良馬場。1968年以降はカラー映像が残っていますが,私が見た限りその中で最も悪い馬場と思われる馬場です。

そんな泥んこ馬場にもかかわらず,スタートして2F目のハロンタイムが10.5秒ですから,かなり激しい位置取り争いがあったことが想像できます。それに巻き込まれる形で,1番人気のタカツバキが落馬するというアクシデントが発生しました。1番人気といっても,道悪得意ということで祭り上げられた感のある1番人気です。2番人気はやはり道悪得意のギャロップでした。

このタカツバキの落馬については,タカツバキのような抽選馬がダービーを勝ってしまっては馬産システムが崩壊するから落馬するであろう,と“予言”していた人がいたという有名な謀略説があります。

ゴール前でも珍事が発生。ダイシンボルガードの石田厩務員がレースの最中にもかかわらず思わず馬場に飛び出して「オレの馬だ!!」と叫びながら走っている姿がニュース映像として残っています(フジテレビの中継映像には写っていない。ついでにいえばタカツバキの落馬も写っていません。さすがフジテレビ)。あんな泥んこ馬場を走ったのでは,この厩務員さんはかなり泥だらけになったことでしょう。

ちなみに,1968年12月に近くで起こった3億円事件の記憶も新しく,売上金56億円などの現金輸送は厳戒態勢で行なわれそうです。

創設当初の話

日本ダービーは創設された当初から雨と無縁ではありませんでした。

1932年4月23日に目黒競馬場で行なわれた第1回の日本ダービー(当時の正式名は東京優駿大競走)は,天候―雨,馬場状態―不良でレースがスタートしました。 これについては東の風 雨(1932年) - NotenkiExpress 2013をご覧ください。 第2回は曇/稍不良,第3回は晴/不良,第4回は雨/不良,第5回は曇/稍不良と続き,第6回になってやっと良馬場で行なわれました。

最近の話

次の表に1951年以降の10年ごとの馬場状態の出現数をまとめてみました。

稍重 不良
1951-1960 5 1 2 2
1961-1970 7 1 0 2
1971-1980 9 1 0 0
1981-1990 9 0 1 0
1991-2000 8 2 0 0
2001-2012 7 1 2 2

これを見ると21世紀になって“雨馬場”の出現率が増えていることがわかります。とくに過去5年に限ると2009年,2011年と2回も不良馬場で行なわれています。これは傾向というより,たまたまそうなんでしょう。

今年は今のところ良馬場で行なわれそうです。

※この記事は泥んこダービー | 能天気Express Hyperを大幅に書き直したものです。

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鬼刑事と車椅子の少女

昨日,テレビ東京水曜ミステリー9で内田康夫サスペンス鬼刑事と車椅子の少女が放送されました。

シリーズナンバーはついてないようですが,去年7月に放送された内田康夫サスペンス多摩湖畔殺人事件に続く第2弾といったところでしょう。第3弾が放送されるとすれば次作は内田康夫サスペンス鬼刑事と車椅子の少女(3)というシリーズ名になるかもしれません。

ただ,橋本千晶シリーズはもともと5作品しかなく,しかも水曜ミステリー9では『越天楽がきこえる』を信濃のコロンボシリーズに改変して放送してしまったため,残りは2作品しかありません。さらにそのうちの1つはエアチェックの話で,今の時代に映像化するのは難しそうです。

今回の「鬼刑事と車椅子の少女」,ハイライトはなんといっても橋本千晶さんの個人データでしょう。

  • 住所……〒151-0065 渋谷区大山町48-17
  • 生年月日……平成5年3月3日
  • 身長……163cm
  • 体重……53kg

なんと,体重まで……!? ちなみにスリーサイズは書かれていませんでした。

163cmというのは中の人(緑友利恵さん)の身長のようです。体重の根拠は不明です。おそらく適当でしょう。

ついでに,偽千晶である長田竹美さんの身長,体重はそれぞれ149cm,49kgとなっていました。149cmはやはり中の人(仙石みなみさん)の身長のようですが,体重は……?

今の時代,必須と思われる電話(ケータイ)番号とかメールアドレスの欄はありませんでした。

あえて断わっておきますが,渋谷区に大山町はありますがこの番地は存在しないので,ストーカーしようとしてもムダですよ(笑)

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